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足利 いろいろ 紹介
 第6回 法玄寺・法楽寺・心通院 の紹介
 今回は、逆さ川に沿ってある法玄寺・法楽寺・心通院を紹介しよう。

 初めに、逆さ川について、一市民の知る限りのミニミニ簡単紹介をしよう。
 逆さ川の正式名は、柳原用水といい、徳川三代将軍家光の時代にあたる
1629年(寛永6年)、田畑を潤すのに困っていた農民のために作られたという人工用水である。また、現在でも農業用水を運び続けている。

 逆さ川といわれているのは、この辺りの川は北から南に流れるが、南から北に流れるからである。足利公園(緑町)あたりから本城1丁目までの全長12.3キロと聞いている。
足利日赤病院前を流れる時は、山に向かい流れる不思議な川である。

残念なことに、この辺りは一方通行。特に、足利日赤病院前は、いろいろと混雑しているので、逆さ川観光は、徒歩をお勧めする。

 次は、法玄寺を紹介しよう。
法玄寺 本堂
 約800年前、源姓足利氏2代目義兼の嫡男・義純よしずみが、母・北条時子の菩提のために創建したと伝えられいる。
 北条時子は、北条時政の娘で源頼朝の正室北条政子の妹である。
伝北条時子姫五輪塔
 本堂西側にある源姓足利氏2代目義兼の正室北条時子の供養塔と伝えられる市重要文化財の五輪塔。

 ■所在地 巴町2545

 ■問合せ 0284−21−2790

 ■訪問日 2005/09/03(土)

 下にアップしたのは、五輪塔の横にある考古資料である。北条時子の悲しい話が記されている。ぜひ、ご覧頂きたい。
考古資料 伝北条時子姫五輪塔

 続いて、法楽寺を紹介しよう。
法楽寺 本堂
 源姓足利氏3代目義氏が、夢のお告げで池底から引き上げた阿弥陀如来像を本尊として、1294年(建長元年)に創建したと伝えられている。
 足利氏15代目義政の建てた銀閣寺を模した本堂の左に創建者義氏の墓所がある。
法楽寺 参門
 ■所在地 本城3丁目2067

 ■問合せ 0284−21−5884

 ■訪問日 2005/09/03(土)

 ※訪問日、参門の横に張り紙があった。
  それによると、猪君の被害があるらしい・・・。

 最後に、心通院を紹介しよう。
心通院 本堂
 心通院は、逆さ川の突き当たりの少し分かりにくい所にあり、看板も小さいので見落としやすいと思われるので、注意したい。

 参門・本堂・ご休息所・庭園とどこもきれいに整備されている。特に、六角形の本堂・庭園は美しいものである。写真が斜めってるが、本当に美しい本堂である。

 1566年(永禄9年)、足利長尾5代目政長が両親憲長夫妻菩提のため、西宮町長林寺七世学英宗益大和尚を開山として創建。足利最初の大臣横田千之助の墓所がある。

 己を無にして他のために尽くす「利他行」を教えとし、安産子育て・ぼけ除けの延命地蔵尊を祀る。足利七福神のひとり、長寿・富貴・招福の寿老人である。

 ■所在地 本城1丁目1742

 ■問合せ 0284−41−3202

 ■訪問日 2005/09/03(土)

 ※訪問日、当方はマイカーのため、交通情報はありません。
  悪しからず、ご了承くださいませ。
☆2005年10月1日 第6回紹介 
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