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第12回 草雲美術館 の紹介 |
今回は、草雲美術館 を紹介しよう。 |
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この草雲美術館は、田崎草雲の遺作・遺品を収集、保存し、一般に公開するため、本市在住の鈴木栄太郎氏が、昭和43年2月、私費を投じて草雲ゆかりの地・白石山房内に建設し、同年4月、足利市に寄付されたものである。 |
田崎草雲(1815〜1898)は、足利が生んだ激動の幕末に活躍した勤皇画家である。
絵画を谷文晃門下の金井烏州に学び、
パリ万国博覧会で最高の名誉牌を受けるなど、海外でも高く評価され、優れた作品を数多く残している。
1890年(明治23年)、76歳で、最初の帝室技芸員(現在の芸術院会員)を拝命。
また、優れた画家として活躍したばかりでなく、
明治維新に際しては、民兵誠心隊を組織、足利の治安維持にあたり、足利学校の古書の分散を防ぐなど、足利の文化財を守ることにも尽力した人物として知られている。
1898年(明治31年)9月1日、画聖・田崎草雲は、84歳の生涯を閉じた。足利・西宮長林寺に眠る。
1915年(大正4年)11月10日、従五位を贈られる。 |
◇◆◇ 草雲美術館データ ◇◆◇ |
◆所在地 |
足利市緑町3768 足利公園内 |
◆電 話 |
0284−21−3808 |
◆観覧時間 |
午前9時〜午後4時 |
◆入館料 |
個人 一般・高校生 210円
団体 一般・高校生(20人以上) 150円
※中学生以下 無料 |
◆休館日 |
月曜日
国民の祝日(休日)の翌日
年末年始
館内整理日(毎月初日・末日)
※都合により変更あり |
◆マナー |
館内撮影禁止 園内禁煙 |
◆駐車場 |
有り、台数不明 |
◆アクセス |
JR足利駅、東武足利市駅から
足利生活路線バス(やまなみ号・せせらぎ号)で、通6丁目下車。徒歩10分。 |
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※草雲美術館パンフレットよりデータ引用 |
☆2006年06月11日 第12回紹介 「草雲美術館」 |
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