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第33回 示現神社 の紹介 |
今回は、足利市の北、月谷町にある示現神社を紹介しよう。 |
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示現神社は、880年(元慶4年)に創立された。 古くは月谷郷上の宮大明神と称していたが、天正年中(1573年〜1592年)に神号を示現大明神と改号したと伝えられている。
足利市重要文化財(無形文化財)に指定されている御神楽と同じく、足利市重要文化財(彫刻)に指定されている木造の左右大臣像がある。
御神楽は、「岩戸の舞」の他に14種類の舞があり、その起こりは、不明と云われている。 説明板には、以下のように書かれている。
『本社の神楽は本殿背後にある文政7年(1824)銘の神楽講中と彫られた石碑や、神楽殿の張幕に安政6年(1859)の記銘の存在から、江戸時代後期まで確実に遡ることができる。』
左右大臣像は、拝殿内の左右にあり、左大臣像は赤の袍(闕腋)、右大臣像は青の袍(闕腋)である。 因みに、袍(闕腋)は、服のことである。
説明板には、以下のように書かれている。
『神に侍する左右大臣像は必ずしも珍しくはないが、保存がおおむねよく、願主名や文政13年(1830)の奉納時が知られ、資料的にも貴重である。』 |
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◆◇◆ 「示現神社」 知る限りデータ ◆◇◆ |
◆所在地 |
足利市月谷町 |
◆アクセス |
JR両毛線足利駅から車で、およそ15分〜20分
東武伊勢崎線足利市駅から車で、およそ25分〜30分
※当方は訪問日チャリでした。所要時間は、ホント、およそです。 |
◆訪問日 |
2009/09/19 |
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☆2009年09月24日 第33回紹介 「示現神社」 |
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