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足利 いろいろ 紹介
 第8回 大岩毘沙門天(最勝寺) の紹介
 今回は、大岩毘沙門天(最勝寺) を紹介しよう。
大岩毘沙門天(最勝寺)
 奈良の信貴山、京都の鞍馬山とともに、日本三毘沙門のひとつとして有名な
大岩毘沙門天(最勝寺)は、前回、紹介した「行道山 浄因寺」の開創行基上人ぎょうきしょうにんが、745年(天平17年)、純金像を祀るための相応しい場所を捜していた時、夢枕に神人が立ち、大岩山を教えしてくれたということに起源を発している。
 この純金像は、1寸8分(4.5センチ)、聖徳太子の作といわれている。
 本堂は、1762年(宝暦12年)に再建、平成5〜6年度で大改修されている。
 大岩毘沙門天(最勝寺) の紹介で、どうしても外せないふたつの行事がある。
 それは、悪口あくたいまつり」「滝流しの式」だ。

 悪口あくたいまつり」って、なに???
  大晦日の晩から元旦の未明にかけて大岩山への参道で行き交う人に、
  「バカヤロー!」と大声で悪口を叫んで、一年の憂さを晴らすという奇祭。
  但し、「貧乏」「泥棒」などの「ボウ」のつく言葉は、ダメ!
  有名なこの奇祭は、過去にテレビで放映されたことがある。

  当方、以前、出かけたことがあるが、「バカヤロー!」の大声のでかさにビビり、
  一年の憂さを晴らすことができなかった記憶がある。

 「滝流しの式」って、なに???
  元旦に毘沙門天の前に座り、祈祷者の頭上から神酒を注ぎ、
  滝のように尽きることない利益を願いながら飲むという珍しい儀式。
  ストップの合図は、左手を上げることだ。
◇◆◇ 大岩毘沙門天(最勝寺)データ ◇◆◇
◆所在地 足利市大岩町264−9
◆電 話 0284−21−8885 (本坊)
0284−21−0211 (本堂)
◆駐車場 最勝寺の階段下3〜4台
女坂付近に市有駐車場あり
◆アクセス JR足利駅から   8キロ 車で20分
JR山前駅から   6キロ 車で15分
東武足利市駅から 8キロ 車で20分

市生活路線バス(せせらぎ号)  三重郵便局前下車 徒歩40分
◆訪問日 大岩毘沙門天(最勝寺)の山門
山門は工事中でした!
※足利市公式ホームページより大岩毘沙門天(最勝寺)データ引用
☆2005年12月10日 第8回紹介 「大岩毘沙門天(最勝寺)」

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